一関短歌会「游の会」会員募集中

BGMを聞きながらご覧になれます「星に願いを(ジャズバージョン)」

2012年01月27日

YAMATO選手来襲

昨日、突然ドラゴンゲートのYAMATO選手が尋ねてきました。
以前は長髪を振りかざしての風貌でしたが、短髪となった勇姿は、また一段と凛々しさを増したようです。
一汗掻いたトレーニング後に、たまたま来ていた数名のメンバーらと共に記念撮影をしましたが、
一段とバルクを増したYAMATO選手の勇姿に、皆感嘆の声を上げていました。

再来月の3月、DORAGON GATE(ドラゴンゲート)の試合が宮城県仙台市で行われる予定との事。
近郊の方は勿論、DORAGON GATEファン、特にYAMATOファンは是非応援に駆けつけて下さい。

尚、今年の9月、岩手県一関市を会場にDORAGON GATEの興行が予定されているとのこと。
一昨年の夏、初めて一関で開催された時には、第3回いわて力祭りと同じ日だったこともあって、
結局応援には駆けつけられなかったわけですが、今年は必ず応援に駆けつけたいと思っています。

DORAGON GATE公式サイト
YAMATO選手ブログ昨日の日記 ページタイトル「さみ~」>>


  
タグ :プロレス


Posted by ワイルドパワー at 16:20Comments(0)短歌・以外にも

2012年01月24日

結いっこメモリープロジェクト始まる

昨年3月の東日本大震災の大津波により、7万本もあった高田松原の松の木が、1本のみを残して全ての松がなぎ倒された。
その倒木した松を何らかの形に残し、そして思い出に残そうと、一関市宇南に事務所を構える(有)武田パーツ専務取締役の武田ユキ子(一関市議会議員)さんが先頭に立ち、「結いっこメモリープロジェクト」と命名し復興を支援する団体を立ち上げる事となった。

プロジェクトでは、松の木製ケースの中に、柄に松を使ったUSBメモリー(4GB)が入っていて、そのメモリーの中には震災前の高田松原の風景や復興に向けての意気込みなど、
絶対に記憶に留めて置いて欲しいと生々しい津波から逃れる動画も入り、約10分間の映像が入っている。
またBGMには、NHK盛岡 いわてみんなの歌で知られる「大根こん」を作詞作曲し、自身が歌う吉野崇さんの「桜 詩(うた)う」が流れている。

木工・外装を担当する千葉範文(遊徒工房代表)さんによると、高田松原の松は樹齢270年もあり、
しかも海風に晒されて育った為か年輪もこまかく、かなり堅いらしくなかなかノコギリの刃が入っていかないと話していた。
「加工材料としては職人泣かせだが、商品としては素晴らしいものができるぞ」とも話していた。

販売に向けて着々と準備が進み、益金の一部を陸前高田市に寄付するのが今回の目的。
因みに新聞では、情報担当ということで私も紹介されているが、
USBメモリーに保存してある動画とホームページの作成を担当する。


   


Posted by ワイルドパワー at 19:58Comments(0)短歌・以外にも

2012年01月06日

ただひたすらな愛

多くの尊い命を一瞬にして奪い去った3・11の未曾有の大災害は、日本中の人々の心を傷つけ、そしてズタズタに引き裂いた。
しかしその反面、人が人であるための本来の姿やあり方、他人に関わり合い、そして愛を持って支え合おうとする思いやり、そしてその絆を更に深める事となった。

日本全国から、痛みを分かち、少しでも被災者のためにと、実に多くの「まごころ」が届けられ、或いは我が身を呈して瓦礫の撤去や側溝の泥上げなどの労を買って出る人達が後を絶たない。これは正しく、ボランティア精神の根幹をなす愛他主義に他ならない。

被災地気仙沼でのボランティア活動で出会った若者達、一人は大阪、そして神奈川、もう一人は青森から参加したという彼らは、現地入りしてから既に10日目になるという。
泥上げ作業のちょっと空いた時間に、「ところで、仕事は大丈夫なのか」と尋ねると、「ハイ、僕達は皆ニートです」と後ろめたそうに小声の返事が帰ってきた。
私はそれを聞いて、その場にはとても居られない衝動にかられた。
世の中では、ニートを問題視する向きがあるけれども、彼らは十分に社会に貢献しているではないか。

また、陸前高田で何度か出会ったボランティアの一人に、原発事故の二重苦を背負う福島県二本松市から、5月の連休以来、週末には毎週のように参加しているBank of Japanの現役職員もいた。

また、広田でのボランティア活動で出会った彼らは、神奈川でIT関係の職に就いているという。
彼らの体躯を見ると、とても力仕事など経験した事がなさそうだったが、汗だくになりながらも一生懸命に瓦礫を拾っては捨場へと運んでいた。
「少しは休んだ方がいいよ」と促したが、休む時間が勿体ないからと言って黙々と瓦礫と格闘していた。

昨日の地元地方紙に、震災後10ヶ月目にして初めて被災地に訪れた地元選出の大物議員の記事が載っていた。私は正直って目を疑った。
理由はどうあれ、まさか初めてとは信じ難かった。
記事の一文には、県知事との会談の際、「今度の選挙は厳しくなるぞ」と謂ったそうだが、そんな事は当たり前ではないだろうか。
今まで応援していたのはいったい誰?だったのか・・・。
有権者である被災者の人達はいったいどう思っているのだろうか・・・。非常に残念である。

余談はさて置き、
ボランティアの定義や理念の中で、最も重要なものは、自らの自由意志で行う自発性である。
斯くてボランティア活動をとおして出会った人達皆が、この自発性を持って行動し、他人や社会の役に立つ事によって自分の存在意義が確立されるという大義を、皆、各人の心に秘め、そして心に刻みながら社会に対して奉仕、貢献しようとしている。

私が心より尊敬する人物の一人に、我が身を顧みず、全滅と言っていい程津波の被害を受けた大槌や陸前高田などの被災地に、4tトラックに食料や衣料品などの生活必需品を支援物資として満載し、勿論身銭を切りながらも何十回となく運んでいる人物(以後大将と記す)がいる。

その活動の中には、以前商売をされていた被災者の方に、大将が所有するプレハブやコンテナハウスを無償で提供し、再起をかけ、これから頑張ろうとする被災者の方への支援にものりだしていた。

この善の行為、徳の行いを知り、ある民間の支援団体や以前ニュースでも放送されたが、四国香川県にある有名店の製麺屋さんから1万食分もの讃岐うどんを送ってこられ、「是非被災者の方々に差し入れて欲しい」と、大将に託されたとのことだった。
それを受けて、大将の仲間である北上市商工会工業部会のメンバーらと共に、現地で炊き出しを行っている様子が民放のニュースでも紹介された。

世の中には、このいわての大将のように、我が身を呈し、善の心を持ち、底知れぬ沢山の愛を他人に降り注ぐ人達がいるんだということを、今回の震災をとおしてまじまじと知ったような気がする。
本来の意味である『情けは人の為ならず』とは別に、『一方的な、ただひたすらな愛』を、心の底から知ったような気がしてならない。

  


Posted by ワイルドパワー at 16:42Comments(2)短歌・以外にも