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BGMを聞きながらご覧になれます「星に願いを(ジャズバージョン)」

2014年07月08日

子狐ごんたとの思い出

我が家の愛犬ロッキーもかなり年を取った。目は白内障であまり見えていないようだ。まだまだ元氣でいて欲しい。


震災からちょうど3ヶ月が経ったある晩のこと。仕事が終わり、家路を急いでいた時の事だった。農道を直進し、前方のT字路を左折すると間もなく、我が家の門口が見えてくる。自宅はもう直ぐそこだ。 
すると、その時だった。ヘッドライトが微かに届くその先に、何やらうごめくものがちらっと目に飛び込んできた。
なんだろうと不思議に思い、徐行しながらゆっくりと近づいてみると、ライトの眩しさにあっけにとられたのか。その小さな個体は狐のこどもらであった。そのなかの1匹が、逃げるでもなく、不思議そうな眼でこちらをじろじろと見つめていた。

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Posted by ワイルドパワー at 14:25Comments(0)感謝短歌

2014年07月01日

詩歌の森の寿ぐふみ

私の財布は、日本銀行券にはあまり縁がないようで、入っている物と言えば殆どが、重くなる一方の硬貨や、カードか領収書である。それもカード類はかなりな数にのぼる。
DVDレンタル用のカードやクリーニング屋さんのカード、家電屋さんのカードや単なるポイントカードなどなど、カードだらけと言っても過言ではない。なので財布は常にパンパン状態である。
他の人が見れば、「随分金が入っていそうだな~」などと誤解を招きそうだが、決してそんなことはない。
なので新たなカードは願い下げと言いたいところだ。
そんな折り、厚紙で出来た手製の一枚のカードが届けられた。通常であれば、中身をろくに確認もせずにハサミでチョキチョキと切って、ポイッと捨てるところだが、このカードだけは違っていた。

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Posted by ワイルドパワー at 11:06Comments(0)感謝短歌

2013年06月12日

幼なじみがNHKクローズアップ現代に出演した!

昨日放送(NHK)の番組、クローズアップ現代(動画あり)に、オノマトペ(擬態語・擬音語)が取り上げられた。最近特に、色んなジャンルでオノマトペが注目されているとのことだ。

番組の出演者には、私の竹馬の友であり、オノマトペがあるから日本語は楽しい(平凡社新書)やオノマトペ辞典三省堂現代新国語辞典などの著者、小野正弘(明治大学教授)氏がオノマトペについて詳しく解説していた。

私も拙歌を詠むときに度々このオノマトペを重用する。
短歌は、言いたいこと伝えたいことを31文字で表現しなければならない。
限られた文字数で表現しなければならないので、このオノマトペのように、説明を加えなくともイメージが浮かんでくる言葉は非常に重宝される。

例えばお腹が痛い時の表現として、どのように痛いのかを説明するとき、身近に、しかも適切に表現する場合、「ちくちく痛む」或いは「ずきずき痛む」などのオノマトペを用いることによって、くどくどと説明しなくてもその状況が手に取るように分る。
非常に便利で実に利用価値の高い表現法の一つである。
日本語は情感を尊ぶことから、このようにオノマトペが重宝されるのを窺い知ることができる。

また日本語にはオノマトペを作るシステムがある(動画の後半に説明あり)ことから、新語として増殖する可能性は無限にあるとのことだ。
今後も色んなオノマトペが流行語となり、右脳を刺激し、ますます情感豊かな人間形成に役立っていくのではないだろうか。



PSプロジェクト「あなたの1個のボールからペタンクで健康つくり隊」
PSプロジェクトとはペタンクサポートプロジェクトの略称です。


  


Posted by ワイルドパワー at 20:00Comments(0)感謝短歌

2012年07月11日

優しさ満ちて雨降りやまぬ

私の高校時代、蛮カラをよしとして、「嚢中の錐」と傲慢にも自負し、おごり高ぶりながらの傍若無人な態度、勉強はそっちのけで(蛮カラは本来そういう意味ではない)自由奔放に闊歩していた高校時代だったが、そんな、訳の分からないアホな生徒に対しても、優しく接してくれた先生方がいた。

不覚にも、そんな優しさを持った先生の一人が、胃癌が原因で逝去されていた事を、先生の実のお兄様によるコメントで初めて知った。
今の今迄知らなかった事に、慙愧に堪えない思いであると同時に無念さを痛感している。

生あるものは皆、何れ亡骸は土に帰り、魂は天上に昇る。
命とは儚いものだが、その人の優しさや人となり、或いは思い出は、いついつまでも残された人間の心の奥に、残り、決して消え去ることはないのだろう。


  
タグ :恩師短歌


Posted by ワイルドパワー at 15:58Comments(0)感謝短歌

2011年07月29日

義援金に感謝

遠路はるばる高速を飛ばし、
わざわざ義援金を届けに、日本パワーリフティング協会の東郷専務理事が見えられた。
途中、被災県である福島県、宮城県の各県協会に立ち寄り、片道6時間以上もの長旅、休む暇もなく高速道路の運転をされ、全国のパワーリフティング協会関係者から寄せられた義援金を届けて下さった。
本当に心から感謝、感謝である。

御礼ほか
岩手県パワーリフティング協会公式サイト

  


Posted by ワイルドパワー at 22:04Comments(0)感謝短歌

2011年05月21日

田植え日和

今年の田植えは、東日本大震災の影響もあり、周りも遅れるのではないかと勝手に予測して、我が家ものんびりと構えていた。
しかしながら、気がついてみると、知らない間に我が家の田んぼだけが残っていた。

という事で、当初予定は明日の日曜日を予定していたが、天気予報は雨。急遽本日の決行と相成った。
水沢の叔母や従弟も手伝いに駆けつけてくれ、その甲斐あってか無事に終了する事ができた。
本当に感謝、感謝!

今朝はパラパラと雨が降り始め、「はてどうしたもんか」と悩んだものの、南西の空を確認すると、少しずつ明るくなってきているのが見えた。

結局は暑くもなく寒くもなくと、ましてや田植えには風が天敵となるけれども、その風も殆どなし。
まさに田植え日和といっても差し支えないような一日だった。
後はすくすくと育ち、今秋には大豊作となるよう期待したいものだ。




  


Posted by ワイルドパワー at 21:40Comments(0)感謝短歌

2011年04月24日

賞に感謝を!

昨夜自宅に戻ってみると、テーブルの上に私宛の小包が届いていた。
「何かな」と早速開けてみると、中には賞状とビデオカメラが入っていた。
差出人は「めんこいエンタープライズ」とあり、直ぐに合点がいった。

本来であれば、3月中に表彰式の予定だったが、3・11東日本大震災により中止となった。
その為、部門賞受賞者には賞状と賞品が送られたものだが、私はそのうちのビデオ部門賞を受賞していた。
更には、各部門賞受賞作品の中から1作品、「いわてwebコンテンツグランプリ大賞」が選定される予定だったが、これは延期するとの事だった。

他の受賞作品は、技術的にも、或いは芸術作品といった観点から見た上でも、皆素晴らしい作品ばかりである。
とても私の作品では勝ち目がないと思っているものの、選者の好みや査定する内容によっては、まったく無いとはいえない。
まぁ、そんな風に、多少の期待を抱いている自分に、「何とも身の程知らずだな」とただただ呆れるばかりである。

岩手さん.com





ビデオ部門賞受賞の「毛越寺の秋」


  


Posted by ワイルドパワー at 17:52Comments(6)感謝短歌

2011年02月19日

友からの贈りもの

昨夜自宅に戻り、ふと机の上に小包が置いてあるのに気がついた。
「何だろう」と確認してみると、依頼主には三省堂物流センターとある。
咄嗟に、最近何かの本をオーダーしたか否かの記憶を辿ったが、どうしても思い出せない。
最近特に老眼の進み具合も好調のようで、三波長蛍光灯の光の下であっても、なかなか文字を確認するのに不便を要している。
それでも注意深く覗き込んで見ると、品名の欄に薄っすらと複写になった文字が確認できた。

そこには、小野正弘謹呈本と記してあった。
それで全ての疑問が解け、合点がいった次第である。
徐に中身を確認してみると、分厚い三省堂の新国語辞典だった。
編集者を確認してみると、その中に幼馴染である国語学者、小野正弘明治大学教授の名前がしっかりと確認できたのだった。
彼は以前にも何冊かの辞書の編集に携わっている。専門は国語史(語彙・文字)であり、擬音語や擬態語などのオノマトペの研究でも知られている。
その著書として擬音語・擬態語4500 日本語オノマトペ辞典や、一昨年7月には、オノマトペがあるから日本語は楽しいが平凡社新書10周年記念として発行された。

実を言うと、以前から愛用の国語辞典が既にぼろぼろになっていて、そろそろ買い揃え時期かと思っていた矢先の事であった。
その愛用の辞書の編者には、同じ岩手県出身である金田一京助翁・晴彦さん親子の名が記してある。これから愛用する辞書にも、同県出身の小野君の名が刻まれている事に因縁さえ感じるが、偉大な国語学者金田一京助・晴彦親子の後継として、国語学の真髄をとことんまで極めてもらいたいと希っている。

小野研究室ホームページ



  


Posted by ワイルドパワー at 15:43Comments(0)感謝短歌