写真と短歌の徒然日記 › フォト詩歌

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2013年04月13日

哀訴歎願

北の将軍様へ
パレスチナ紛争やチェチェン紛争、ソマリアの内戦やアフガンの内戦、十年が過ぎた今でも一向に平和の兆しすら見えない。イラク戦争やクルド人問題などなど。

普通に生活を送っている一般市民が、流れ弾にあたり、この世に生を受け、自然の美しさや人の愛、母の愛情や愛することの悦びも知らぬ乳飲み子が、爆風で吹き飛ばされる現実をあなたも知っている筈だ。
同じ民族同士が何故戦う。
いかなる理由やどんな歴史があったにせよ、許す勇気と寛容の心を持つべきではないのか。

今こそ、あなたの器量の大きさを示す時だ。
「若気の至り」は誰にだってある。
それを非難する者は誰もいない。
ただ、今あなたがやろうとしていることは、「若気の至り」で済まされるものではない。

今こそ、賢明なる助言にのみ耳を傾ける時だ。
祈りの心を持ち、自分や家族、母国のみならず、全世界や全人類の為に祈ってみて欲しい。

自ずと観えてくる筈だ。
賢明な人物であると皆信じている。
ボタンから手を離す勇気と、寛容の心を持った賢者であることを、
全世界に示して欲しい

歩みよる 心の先に 和平あり 寛仁示す 今がその時




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Posted by ワイルドパワー at 18:04Comments(0)フォト詩歌

2012年03月07日

『北展』 めんこい美術館

岩手日日新聞社主催の公募展『第10回北展』を覗きに行ってみた。
今回は10回目の節目を記念して、これまでの大賞受賞者の作品も展示されるとのことだった。
覗いてみると流石に力作揃い、絵心のない私にとっては実に羨ましくもあり、十二分に目の保養をさせて頂いた。

北展は、書道以外であればどんな作品でも出展出来るとあって、不肖私めも拙い作品とは承知しつつも、恥を忍んで日頃から趣味で手がけているフォト短歌やフォト詩歌を出展してみる事にした。

勿論、入選できればそれに越したことはないが、展示会場に入ってみて、虫が良すぎたことをまじまじと、十二分に納得させられた。
作品の多くは油絵や水彩画、日本画やちぎり絵、或いは現代美術や彫刻、陶芸といった手の込んだ力作ばかり、「場違いであった」と反省しながらも、ひと通り観て回った。

しかしながら、会場に置いてあったパンフレットの種目の項目に、「フォト短歌」「フォト詩歌」と、私が以前より勝手に名付け、ブログやホームページなどで紹介していたジャンル名がしっかり載っていた事に、安堵の思いと、感慨深いものを感じながら会場を後にしたのだった。


第10回『北展』
会期:平成24年3月5日(月)~3月30日(金) 9:00~16:30  
※火曜日休館
会場:めんこい美術館
住所:岩手県奥州市水沢区佐倉河字東広町1-4
電話:0197-22-5935


◆フォト短歌「復興の夜明け」

<説明>
フォト短歌とは、撮影した写真を観て、短歌を詠みそれらを統合して一つの作品にしたものをいい、今回の作品では短歌を筆で書き、それにベベルやエンボス加工を施し、
『復興の夜明け』と題して制作しました。
短歌の内容は、3・11の大震災で多くの犠牲を出し、壊滅状態となった沿岸部の再起を願い、一刻も早い復興を祈願して詠んだものです。


◆フォト詩歌「生きる」

<説明>
フォト詩歌とは、撮影した写真に詩を書き、短歌を詠んだものを統合し一つの作品にしたものをいいます。
『生きる』とは、夕暮れ時に見る山里の風景と、人の温もりを感じる里の生活の営みに触れ、生きるとはいったいどんな意味があるのか、そしてどう生きるべきなのかを改めて考え、そして思いながら書いた詩と短歌を一つの言葉の流れとして制作してみました。
  


Posted by ワイルドパワー at 21:34Comments(0)フォト詩歌

2011年09月03日

いのち尊し

本来であれば、今日は陸前高田市でのボランティア活動の予定だった。
しかしながら大型の台風12号が接近しているとの予報で、高潮や突風、大雨が予想された為に、残念ながら中止となった。致し方なし。

あまり報道では目に入らなくなった被災地の現状だが、目に見えない、人の手が必要な場所が未だ未だ沢山ある。
その為、被災地では今も尚ボランティアの温かい手を必要としている。



9月24日(土曜日)種山高原星座の森を会場に、「陸前高田復興記念ライブ」が開催される。
入場料は無料。参加される方は、出来る範囲で募金の協力をお願いしたい。
地元の特産品や陸前高田復興グッズの購入や、地元のグルメを堪能して頂き、被災地への復興支援に繋がる事を願っている。

◆イベントスケジュール
11:00 イベントスタート(支援グッズ販売・地元商店出店)
ライブスタート
16:00 イベントフィナーレ
16:00 キャンプファイヤー
進行時間に変更がある場合があり、場内放送で確認されたし。

ライブ出演アーティスト…レイ・ドロシー、Misa(ミサ)、湖本 恭子(こもと きょうこ)ほか

詳しくは陸前高田復興支援ライブサイトをご覧下願いたい。






  


Posted by ワイルドパワー at 11:55Comments(0)フォト詩歌

2011年05月25日

生出演

「生出演」といいましても、私ではございません。
出演したのは、岩手県北上市立花にある農家レストラン「さん食亭」の高橋静雄社長です。
番組名はIBCラジオ“684いわてタウン情報” 昨日5月24日PM3:15~の生放送でした。
高橋社長は、東日本大震災発生以来、幾度となく沿岸部の被災地に支援物資を届けています。その回数、既に17回との事です。
社長の娘さんも、知人(イラストレーターの岡部慶子さん)らと共に毎週のように被災地に行っているので、親娘ともども合計すると数十回になるようです。

支援物資の内容も多岐にわたり、衣類や食料、寝具や自転車などなど色んな生活必需品は勿論、心を癒す為の花など、実際に現地に行って被災者の方々と直接話をして、必要とする物を直接聞きだして次回訪れた時に届けるなどの、痒い所に手を添えるといった、繊細で、しかも心のこもった支援をされている方です。
また、物資面の支援だけではなく、職の支援も出来ないかと、被災地陸前高田市の道路沿いにプレハブ小屋を建て、被災証明書持参の被災者の方には無料で配るといったショップも立ち上げ、その店舗のスタッフとして現地被災者の方を採用するという、一石二鳥の災害支援も現在進行中との事です。

たまたま、そこを通りかかった被災者の方が、3月11日まで牛乳屋さんを営んでいたそうですが、全て津波によって失われたとの事。
その方が、高橋社長に「俺にもこんなプレハブあれば、なんとか生活できるんだがな」とこぼしたそうです。
聞くところによると、その方が役所に相談したところ4・5カ月は時間が必要だと言われたそうです。
それを聞いた高橋社長は、「よしっ」と翌日4tユニックにプレハブを積み込み、元牛乳屋さんに提供したとの事です。
被災者の方々も、これ程迄親身になって尽くし、しかも迅速に対応して下さる高橋社長に対し、心の底から感謝しているのではないでしょうか。

私も震災直後から、高橋社長のこのような支援活動を知り、「是非皆さんにも知ってもらうべきではないでしょうか」と進言致しましたが、「売名行為になるからだめだ」と頑として受け入れようとはしませんでした。
しかしながら、このような素晴らしい、人として見本ともすべき善の行為を、少しでも多くの人に知ってもらいたい、「いや知らせるべきだ」と私個人の独断で、色んなブログやSNS等に投稿してきた経緯があります。

今回のラジオ番組出演にあたり、おそらく今回も高橋社長は色々悩まれたと思います。
しかしながら、高橋社長の素晴らしい行いや思いに対し、お世話になった多くの被災者の方々の声や念が、出演を実現のものにさせたのではないかと思っています。

684いわてタウン情報(さん食亭高橋社長によるインタビュー記事)

こけめ農園日記(高橋社長の娘さん管理運営のブログ、被災者の方々が必要としている物などを紹介しています)




  


Posted by ワイルドパワー at 21:20Comments(0)フォト詩歌

2011年04月27日

試練の果てに

3月11日の東日本大震災発生の日から46日目、約一ケ月半をむかえる。
東京電力福島第一原発での放射能漏れによる報道は、報道機関各社で繰り返し取り上げられているが、
津波により甚大な被害を被った避難所、その中でも支援物資がなかなか行き届いていないと言われる個人宅の被災者や、被災地の様子や情報がなかなか届いてこない。

「比較的落ち着きを取り戻してきた」と世間では思われているようだが、果たして実態はどうなのだろうか。
現に、電線など、インフラの復旧に難航している場所は相当数にものぼっている。
即ち、電気も使えず、飲み水にも不便しているところが未だあるとの事だ。正確な情報が未だに入ってこないのが現状であり、「落ち着いた」と判断するのは、未だ未だ早いのではないだろうか。

現に、以前宮城県石巻市の牡鹿半島の自宅避難者が、大変な状況にあるとの情報により、ブログ等を通して呼びかけた結果、公的機関の耳に入り一時は「ほっと一安心」だったのだが、あまりにも被災箇所や被災者の数が多過ぎて手が回らない状況にあるとの連絡が入った。
その為、以前から我が身を犠牲にしてまでも支援を続けている方がいるが、今後も続けていく必要があるとの報告があった。

<連絡先>
ハミングバードスポルテ  野澤 亨
〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部 3-14-10
TEL: 046-804-1480
FAX:046-804-2442
hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

※ 必要としている物資のリスト

果物 野菜
パスタ&パスタソース各種
ハムなどの肉類
日持ちする魚類
水 飲料水 ジュース
保存の利く食料
缶詰 レトルト食品 お菓子
ガソリン携行缶
ポリタンク(新品)
タバコ 発泡酒等お酒等嗜好品
米・パン類
ソース マヨネーズ ケチャップ等の調味料・香辛料
カイロ、ろうそく
新聞、雑誌、
乾電池
発電機 使用可能な自転車
カセットコンロ・ボンベ




その他(過去)のフォト詩歌>>

  


Posted by ワイルドパワー at 16:45Comments(0)フォト詩歌