写真と短歌の徒然日記 › 2011年05月11日

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2011年05月11日

命の強さ

一昨日の夜半、久しぶりにまとまった雨が降り、まさしく「干天の慈雨」となった。
何時もの年なら、連休中には代掻きか、せめて荒掻きぐらいは終わらせているところだが、今年は雨の量も少なく、結局連休中にはその作業までたどり着けないでしまった。
勿論、震災の影響もある。

久しぶりのまとまった雨のお陰で、今日漸く荒掻き作業ができた。
他のやり方はどうか分からないが、
我が家では田起こしの後、この荒掻き作業をやり、田植えの4・5日前に仕上げとなる代掻き作業を行う。

今年の田植え予定は5月22日(日)。
代掻き作業は来週の月曜日か火曜日という事になりそうだ。





  
タグ :短歌


Posted by ワイルドパワー at 21:03Comments(0)感動短歌

2011年05月11日

山菜採り&思い出話(熊との遭遇)

タイトルには2回目と書いたが、1度行き始めるとちょっとでも時間があれば即道路脇にぐいぐいと入っていく。
正確には毎日のようなものだ。
かといって商売っ気がないし、お金に換える気もないので仕事でもない。ただただ好きなだけである。

今日は2時間程時間が空いたので、しっかりとそれなりの格好で山に入る事となった。
収穫した時に入れるフゴ?(入れ物)を腰に掛け、リュックを背負い、スパイク付きの長靴を履き、手袋は皮製のカワテをはめ、ベルトには鉈とナイフ、そして右手には熊と対峙した時、何時でも戦える鉄製の棒を持つなどの本格的な出で立ちである。
「本当に山菜採りなのか」と疑われそうな出で立ちである。
しかしながら、以前渓流釣りや山菜採りを目的に山に入った時、熊と出遭った事が数回あった。一番近かった時は前方約20mぐらいだったろうか。
車を林道沿いの開けた場所に止め、入渓する前にちょっと前方を確認しに行った時の事だった。
50m程直線が続き、前方向がゆっくりと右手に曲がるコーナーをとぼとぼと歩いていった。丁度そのコーナーを回りきった所だった。
前方に、なにやら真っ黒いうごめく物がはっきりと確認出来た。勿論それが何であるかは直ぐに判断できた。その距離約20mぐらいだった。

一瞬、車に引き返そうとも考えたが、ちょうどその時、息子が車の外に出て入渓の準備をしていた事を思い出した。ここを通す訳にはいかない。
しかしながら、鉈やナイフ、凶器になるものをまったく持っていなかったのである。丸腰の状態だった。

咄嗟に出た行動だが、気が付いたら、両手を振りかざし、もの凄い雄たけびを発していた。発していたのは勿論私であって熊ではない。
物凄い形相だったに違いない。熊は一目散に山を駆け上って行ったのである。
それ以来、山に入る時は何時でも戦える備えをして、直ぐにでも臨戦態勢に入れるような準備を怠らないようにしているのである。

今日も、出遭いがしらにある動物と遭遇した。しかしながら、流石に臨戦態勢に入る気力すら湧いてこなかった。
というのも、全長約20cmのリスであった。林道を横切り、スルスルっと立木に登り、こちらを盛んに威嚇、或いは注意を自分に向けているかのようだった。以前、熊と遭遇した時に、私が取った行動と同じような行動を、僅か20cmにも満たないリスがである。

おそらく子連れだったのであろう。
その事を咄嗟に判断して、直ぐにその場を立ち去る事と相成ったのである。


  
タグ :山菜


Posted by ワイルドパワー at 17:15Comments(0)短歌以外