写真と短歌の徒然日記 › 2011年05月19日

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2011年05月19日

山菜採りの注意点やポイントほか

今日も、本格的な山菜採りとは言い難いけれども、ちょっとした空き時間を利用して林道を走り、づかづかと路肩を歩きまわってみた。
去年の山菜日記を見ると、5月19日が去年の山菜採りの最終日となっていた。
流石に、5月の中旬を過ぎると、ゼンマイにしろ、ワラビにしろ、たらの芽にしろ、伸び過ぎ感は否めない。

勿論、比較的遅くまで収穫出来るワラビの他に、ゼンマイや、たらの芽やコシアブラなども、場所によっては未だ大丈夫だろう。
しかしながら、何にしても程ほどが一番。多少の心残りはあるが、今年の山菜採りはこの辺で終了にして、来年の楽しみにとって置きたい。
勿論、来年も生きていればの話だが。

ただ、時間と機会さえあれば、是非とも岩手県西和賀町の西わらびの収穫体験をやってみたい。
昨年頂き物の西わらびを初めて食べてみたが、普通のワラビとはまったくの別物であった。何しろトロトロ感がまったく違っていたのである。
「こんな旨いワラビは初めだ」と、あのトロトロ感と食感は今でも忘れられない。


◆山菜採りの注意点(参考まで)
私流の、山菜採りの注意点やポイント、マナーなどを述べたい。
先ず、山や野原に入って一番注意しなければいけない事は、熊とマムシなどの毒蛇である。スズメバチも怖いが、これは秋口のキノコのシーズンに注意をしたい。熊は出合い頭に遭遇すれば非常にヤバイが、大概はむこうから逃げていく。彼らにしてもやはり人間は怖い。

熊対策は一般に知られているように、鈴など、音の出るものを身につけるのが良いと言われている。
ただ、私が学生時代過ごした北海道でのヒグマの話だが、中には、音に興味を示す熊もいるようで、音がする方向に近づいてくるとの報告を受けた事があった。そんな事もあって、渓流釣りに行く時は逆に音を立てないで入渓した事があった。勿論、一般的な話ではない。ましてや、この辺ではヒグマはいない。

余談はこの辺にして、あとはやはりマムシなどの毒蛇対策に戻るが、これが意外と厄介だ。
ヤマカガシの毒はマムシの約4倍、ハブの約12倍も毒性が強いと言われているが、いたって臆病な蛇で、人間の気配を感じると逃げてくれる。
しかし、マムシはなかなか逃げようとしない。時には、向かってくる攻撃的なやつもいる。
色は褐色系で、地面や落ち葉に同化しやすいのでは注意が必要だ。

以前、釣りの帰りに、近道をしようと薄暗い杉林の中を歩いていた。すると、後方からついてきた息子が、「オヤジ、蛇踏んだぞ」と言うので、ふり向いて確認してみるとマムシであった。危ないところだった。
まさかマムシも躊躇せずにふんづけられるとは思ってもみなかったのではないだろうか。反撃する余裕すらなかったのではないだろうか。
余談はこの辺にして、マムシだと確認できれば、それ以上近寄らずに、無視して遠巻きに通り過ぎれば全く問題はない。

私の経験上、外敵に関して言えば、以上の2点が大きなポイントであると思っている。
勿論、これからのシーズンは特に、ツツガムシも怖いので、山に入る時は長袖のシャツや長ズボンは基本中の基本だが、帽子と、出来れば首筋を隠せるタオルなども必要である。それと足元に関して言えば、スパイク付きの長靴は非常に重宝であり、手袋に関して言えば、皮手袋が非常に安心である。

山菜など採取する際のポイントは、先ず1箇所見つけたら必ずその周辺を入念に探す事が大事。
たとえ、育ち過ぎだなと思っても、兎に角近づいてみる事が肝要。遠くからは見えなくとも、近づいてみると結構見つかるものだ。
それも上方から見るのではなく、下方から見るのがポイントである。
何でもそうだが、上から目線は決して良くないのである。この件については、自分に言い聞かせねばと・・・!

それと最後に、最近よく見かけるのは空き缶などのポイ捨てだ。
これは絶対にやってはならない。
軽犯罪に抵触する云々という事よりも、人としてのマナーの問題である。ゴミは必ず持ち帰るようにして頂きたい。因果の法則を決して忘れてはならない。




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Posted by ワイルドパワー at 21:43Comments(0)短歌・以外にも

2011年05月19日

ありし日偲ぶ

芸能界きっての読書家、児玉清(77歳)さんが、5月16日、先に他界された娘さんと同じ胃がんで逝去された。
また一人、惜しい人がこの世を去り、星となった。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

児玉清さんと言えば、アタック25の司会者であり、「アタックチャンス」としてお馴染みだが、私の記憶の中では、白い巨塔の弁護士役が印象に残っている。
その時の主役が、学習院大学で同期だった故・田宮二郎さん。
クイズ番組ではタイムショック(司会・田宮二郎)とアタック25が双璧をなしていた。
「役者稼業では負けっぱなしだった」と今朝の番組で、生前話していたと報じられたが、「あ~こういう事だったのか」と合点がいったような気がする。





  
タグ :短歌


Posted by ワイルドパワー at 11:17Comments(0)叙情歌